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阪神ジャンプステークス(J・GIII)

阪神ジャンプSの前身は、1968年に障害の重賞競争として、年2回行われていた「阪神障害ステークス」で、1999年、障害競走にグレード制が導入されることで、阪神障害ステークス(秋)を引き継ぐ形で、「阪神ジャンプS」が創設されました。1999年の創設当初は、4歳(現3歳)以上の別定戦として、阪神競馬場の芝3170mで行われていましたが、2007年に芝3140mに変更され、現在に至っています。なお、阪神障害ステークス(春)は、「阪神スプリングジャンプ」に引き継がれています。

阪神ジャンプSは、年末の障害G1である中山大障害に続く、秋の障害重賞路線の第1戦の為、放牧から帰ってきた競走馬や、夏競馬を勝ち抜いてきた競走馬が、年末のG1の為のステップレースとして、使用することが多くなっています。この阪神ジャンプSでは、記録も生まれていて、九州産馬として史上2頭のJRA重賞2勝馬となったコウエイトライは、2006年、2007年と連覇し、さらに2008年はコースレコードで勝ち、史上初の3連覇を達成しました。さらに、鞍上の小坂忠士騎手、調教師の田所清広氏も史上初の3連覇となりました。それだけでは終わらず、2009年は転厩の為、全休となり出走しなかったものの、2010年には、また1着となり、平地競争も含めて中央競馬史上初の、同一重賞4勝を達成しました。さらにその勝利で、史上最多となる障害重賞8勝も達成しています。2010年に出走していないので、公式記録としては4連覇になりませんが、実質的には、同一重賞4連覇となっています。

2012年の阪神ジャンプSは、G3の東京ジャンプSで1着、新潟ジャンプSで4着と好調のデンコウオクトパス、8月のオープンで2着に入り上り調子のトウショウデザイア、新潟ジャンプSで3着のカネスラファール、7月の未勝利戦、8月のオープンと連勝で上ってきたコウエイキング、7月のG3小倉サマージャンプで2着のテイエムハリアーなどが人気を集め、混戦を抜け出せる競走馬が出てくるかということが、見どころでした。結果としては、4番人気のテイエムハリアーが、コウエイトライの記録を上回る3,25.6というコースレコードで勝ちました。これでテイエムハリアーは京都ハイジャンプ、小倉サマージャンプに続いて3戦連続連対ですし、今回はレコード勝ちですので、中山大障害に出走するようであれば、要注意の1頭と言えるでしょう。

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