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福島牝馬ステークス(GIII)

福島牝馬Sの前身は、1947年に創設された「カブトヤマ記念」で、2003年で廃止され、その代わりに2004年に、古馬牝馬の重賞整備の一環として、福島牝馬Sが創設されました。創設当初から現在まで、4歳以上牝馬限定の別定戦で、福島競馬場の芝1800mで行われています。出走資格は、創設当初から外国産馬に開放されていて、2006年には地方馬に、2007年には外国馬にも開放されました。

この福島牝馬Sは、創設された2004年と翌年の2005年は、古馬牝馬の重賞のひとつとしてしか見られていませんでしたが、2006年にヴィクトリアマイルが創設されたことで、その前哨戦としての位置付けとなりました。実際に、この福島牝馬Sを勝って、同年のヴィクトリアマイルに挑んだ馬は、5頭いますが、2009年の勝ち馬であるブラボーデイジーの2着が最高位で、まだヴィクトリアマイルを勝った馬は出ていません。馬券の面で見ると、非常に荒れやすいレースで、2004年は三連複が万馬券(当時は三連単は発売なし)、2005年は三連単で20万馬券、2006年は三連単で19万馬券、2007年は三連単で14万馬券と創設から4年連続で荒れ、さらに2009年は三連単で79万馬券、三連複でも14万馬券となっています。また、2011年も10万馬券には届かないものの、三連単で96,220円の払い戻しとなっていて、創設から9回中で6回荒れています。ヴィクトリアマイルの前哨戦として注目するレースではありますが、万馬券を取ってみたいという方にも面白いレースと言えるでしょう。

2012年の福島牝馬Sは、圧倒的な人気になる馬がおらず、1番人気のオールザットジャズが単勝3.0倍、2番人気のアカンサスが単勝6.8倍、3番人気のアスカトップレディが単勝6.8倍、4番人気のコスモネモシンが単勝6.9倍、5番人気のビッグスマイルが単勝8.3倍、6番人気のマイネイサベルが単勝9.6倍と、非常に人気が割れていました。どの馬が勝ってもおかしくない状況で、どのようなレース展開になるのかが見どころでしたが、1番人気のオールザットジャズが、中位から抜け出して勝ち、人気に応えました。2着に1馬身1/4差をつけての勝利でしたので、ヴィクトリアマイルでは2番人気となりましたが、16着に沈んでいます。いまだに福島牝馬Sから、ヴィクトリアマイルを勝った馬は出ていませんが、今後、そのような馬が出てくるのかどうかも、見どころになっています。

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