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新潟大賞典(GIII)

新潟大賞典の前身は、1967年から1978年に福島競馬場で行われていた「福島大賞典」です。1978年に福島競馬場の改修工事の為、福島打大賞典が新潟競馬場で行われたのを機に廃止され、1979年に5歳(現4歳)以上のハンデキャップ戦の重賞競争として、新潟競馬場の芝2000mの「新潟大賞典」のレース名で創設されました。1984年にはG3に格付けされ、芝2200mに変更されましたが、1996年には芝2000mに戻されました。出走資格は、1999年に外国産馬に、2005年に外国馬に開放されています。

この新潟大賞典は、創設時から変わらず5月開催ということもあって、5月の新潟開催の名物競走と見られていますが、ハンデキャップ戦であることもあり、実績馬はあまり出走せず、G1に届きそうで届かないような中堅レベルの競走馬が、出走する傾向が強くなっています。ただ、裏開催の重賞競走という位置づけの為、春のG1路線には結びつきにくく、新潟大賞典からG1を勝ったのは、1992年のメジロパーマーのみとなっています。しかし、このメジロパーマーは、それまでG3の札幌記念を勝っただけで、天皇賞(春)には2度出走するものの、13着と7着に沈んでいたのですが、新潟大賞典で重賞2勝目を上げると、同年の宝塚記念と有馬記念を勝って、一気にG1で2勝し、翌年の天皇賞(春)では3着と好走しています。このように、新潟大賞典をきっかけとして実績馬になった例もあるので、今後が期待できる競走馬も出走していることもあります。

2012年の新潟大賞典は、ハンデキャップ戦らしく、人気が割れ、皐月賞3着馬で、中日新聞杯で連続3着、日経新春杯で2着に入り、重賞で3戦連続複勝圏内に入っているダノンバラードが単勝4.7倍、前々走の小倉大賞典で2着、前走の中日新聞杯で1着のスマートギアが単勝4.9倍、前年の菊花賞3着馬トーセンラーが単勝5.7倍と、上位人気3頭は、あまり差がなく、この3頭のうちのどれかが勝つのか、それとも他の馬が台頭してくるのかが見どころでした。結果は重賞で複勝圏内に入ったこともない5番人気のヒットザターゲットが勝ち、重賞初勝利となりました。さらに2着には11番人気のダンツホウテイ、3着には9番人気のメイショウカンパクが入り、3連単は30万馬券となりました。新潟大賞典も含めてハンデキャップ重賞は、このような荒れる馬券も見どころと言えるでしょう。

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