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天皇賞・春(GI)

天皇賞(春)の起源は、1905年に横濱競馬場で実施された「エンペラーズカップ」とされていますが、その後、「帝室御賞典」などを経て、1948年に、宮内庁から天皇賞を下賜されたことで、現在の「天皇賞(春)」というレース名になっています。1948年当初は、5歳(現4歳)以上の定量戦で、京都競馬場の芝3200mで行われていて、それ以降は競馬場の改修工事で、阪神競馬場で開催されたりした以外は、大きな変更はなく現在に至っています。出走資格は、1995年に地方馬に、2000年には外国産馬に、2005年に外国馬に開放されています。

この天皇賞(春)は、天皇賞(秋)も含めて長い歴史を誇ることからも、勝つことは古馬最高の栄誉とされていますが、距離が3200mとG1で最も長い為、長距離王決定戦とも見られています。さらに天皇賞(春)の勝ち馬には、メイヂヒカリ、テンポイント、シンボリルドルフ、イナリワン、スーパークリーク、メジロマックイーン、ビワハヤヒデ、サクラローレル、ディープインパクトなど、他のG1を勝ち、名馬と呼ばれる馬が多数出ています。一方で馬券の面では、馬連が導入された1992年以降に、フルゲート18頭で出走した時に、1番人気が連帯しにくいと言われていて、実際に1995年1番人気のエアダブリンは5着、2003年のダイタクバートラムは3着、2004年、2005年と2年連続で1番人気のリンカーンは、それぞれ13着と6着、2009年のアサクサキングスは9着、2010年のフォゲッタブルは6着、2011年のトゥザグローリーは13着、2012年のオルフェーヴルは11着となっています。

2012年の天皇賞(春)は、前年にクラシック3冠を達成し、さらに有馬記念を勝ち、前走の阪神大賞典でも2着に入ったオルフェーヴルが、単勝1.3倍と圧倒的1番人気に推され、2番人気のウインバリアシオンでさえ、単勝9.8倍で、オルフェーヴルがどのような勝ち方を見せてくれるのかということと、2着争いが見どころでした。しかし、「フルゲート18頭の時の1番人気は勝てない」、というジンクスにのまれたように、オルフェーヴルは11着に沈み、勝ったのは単勝万馬券の14番人気ビートブラックで、三連単は145万馬券となりました。これで2009年から4年連続で、1番人気は複勝圏内にも来ておらず、来年以降も1番人気がどうなるかが、見どころになりそうです。

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