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函館3歳ステークス(GIII)

函館2歳Sは、1969年に3歳(現2歳)限定の別定戦として、「函館3歳S」のレース名で創設されました。創設当初は、函館競馬場の芝1200mで行われていました。その後、1981年に負担重量が馬齢重量に変更され、2001年に馬齢表示が国際基準に変更されたことで、レース名が現在の「函館2歳S」に変更されました。出走資格は、1984年に外国産馬に、1995年には地方馬に開放されました。

この函館2歳Sは、地方馬が優勝した場合に、阪神ジュベナイルフィリーズや朝日杯フューチャリティステークスの優先出走権が与えられたり、2着以内に入ると札幌2歳Sへの出走もできるので、2歳の地方馬が積極的に参加する傾向にあり、函館でデビューした中央の馬と地方馬の対抗戦とも見られています。また、開催時期が9月下旬だった1996年までは、タニノムーティエ、ロングワン、バンブトンコート、サッカーボーイ、スエヒロジョウオー、リンドタイヨー、ホクトフラッグ、ハーディービジョン、リンドシェーバー、ナリタブライアン、マイネルマックスなどが、このレースに出走した後、現在の阪神ジュベナイルフィリーズや朝日杯フューチャリティステークスを勝っていますが、開催時期が現在と同じ、7月下旬から8月上旬に移設された1997年以降は1頭もいません。1996年までは、上記のように多くの勝ち馬を出していたことから、函館2歳Sで好走した馬は、いまでも阪神ジュベナイルフィリーズや朝日杯フューチャリティステークスの有力馬として、名前が挙がり、人気になることもありますが、距離適正が合わずに、あっさりと敗れてしまうこともあります。

2012年の函館2歳Sは、アドマイヤムーンを父親に持ち、新馬戦で2着に1馬身1/4差をつけて快勝したアットウィル、武豊騎手が騎乗し、新馬戦で2着に4馬身も差をつけて圧勝したティーハーフ、新馬戦で先行から上手く抜け出し、2着に1馬身1/2差で快勝したストークアンドレイ、ダイワメジャーを父親に持ち、新馬戦では先行から上手く抜け出して勝ったローガンサファイアなどが、注目されて人気になっていて、この中から今後活躍できそうな馬が出てくるのかが見どころでした。結果としてはストークアンドレイが接戦を制した形で、4着までがクビ差、クビ差、ハナ差でした。圧勝はできませんでしたが、僅差で競り勝った精神面は評価できますし、ストークアンドレイは今後、注目の1頭になるかもしれません。

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