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京成杯(GIII)

京成杯は、1961年に関東圏の4歳(現3歳)の最初の重賞として、中山競馬場の外回りで芝1600mのレースとして創設されました。1970年に東京競馬場での開催に変更になりますが、1980年に中山競馬場に戻されましたが、芝1600mがクラシック競争にはない距離だったので、クラシックを狙う馬は回避していました。そこで、1999年に皐月賞と同じ芝2000mに変更されました。これによって、京成杯で好走した競走馬が、クラシック競争で好走することが多くなり、注目度も上がりました。出走資格は1984年に外国産馬に開放され、1996年からは地方馬に、2009年には外国馬にも開放されました。

残念ながら、京成杯の勝ち馬が、その後G1を勝った例としては、1981年のテンモンがその年のオークスを、2010年のエイシンフラッシュがダービーを勝ったのみとなっています。しかし、京成杯を勝ってはいなくても、出走していたという競走馬で見ると、エリザベス女王杯馬のヒシアマゾン、NHKマイルカップ、ダービーを勝ったキングカメハメハ、宝塚記念を勝ったナカヤマフェスタなどがおり、将来有望な競走馬が出走すると言えます。ちなみにキングカメハメハは、生涯で8戦して7勝していて、唯一の敗戦が京成杯での3着となっています。また、京成杯で勝った馬も含めて、出走した競走馬は、その後、クラシックに出走することも多く、2007年の勝ち馬であるサンツェッペリンは、翌年の皐月賞で2着になっていたり、2008年の勝ち馬であるマイネルチャールズは、翌年の皐月賞で3着になっていたりと、出走するだけではなく、好走する例も多くあります。

2012年の京成杯では、上記のように唯一の敗戦が、京成杯であるキングカメハメハを父に持つアドマイヤブルーが、1番人気となり、父の雪辱を果たすかということも、見どころのひとつだったのですが、何と父と同じ3着に終わっています。この2012年の京成杯に関しては、出走馬が皐月賞やダービーで、好走することはありませんでしたが、勝ち馬のベストディールや2着馬のマイネルロブスト、3着のアドマイヤブルーは、今後が楽しみな競走馬と言えるでしょう。このように京成杯は、クラシック戦線を占う上でも非常に重要なレースですが、今後の成長によっては、G1での活躍も非常に期待できる競走馬も、多数出走していますので、非常に見どころの多いレースとなっています。

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