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中山牝馬ステークス(GIII)

中山牝馬Sは、1983年に5歳(現4歳)以上の牝馬限定ハンデキャップ戦の重賞競争として、現在と同じ「中山牝馬ステークス」のレース名で創設されました。創設当初から、中山競馬場の芝1800mで行われていて、1984年にG3に格付けされました。特に大きな変更もなく、現在に至っています。出走資格は、1993年に外国産馬に、2006年には外国馬に開放されています。

 

この中山牝馬Sは、中央競馬において、数少ない古馬牝馬限定の重賞競争となっていて、さらに2006年にヴィクトリアマイルが創設されてからは、その前哨戦に位置づけられている為に、有力馬が出走することもありますが、ハンデキャップ戦なので、実績馬は負担重量が重くなることで、他のレースに出走することもあります。中山牝馬Sの過去の勝ち馬の中には、1991年のエリザベス女王杯3着馬で、ダイワメジャーとダイワスカーレットの母であるスカーレットブーケ、2002年のエリザベス女王杯2着馬のダイヤモンドビコー、2001年のオークス馬で、同年の秋華賞3着、2002年のエリザベス女王杯3着のレディパステル、2006年の桜花賞馬キストゥヘヴン、2003年の阪神JFを勝ったヤマニンシュクルなどがいます。また、中山牝馬Sを勝った馬の、同年のヴィクトリアマイルの成績としては、2010年のニシノブルームーンと、2011年のレディアルバローザの3着が最高位となっていて、まだ、ヴィクトリアマイルを勝った馬は出てきていません。

 

2012年の中山牝馬Sは、2010年の秋華賞3着馬アプリコットフィズ、2011年の桜花賞2着、オークスと秋華賞3着のホエールキャプチャ、2009年の阪神JFと2010年の秋華賞で2着になったアニメイトバイオ、2011年の同レース勝ち馬で、ヴィクトリアマイル3着のレディアルバローザなど、G1出走経験はあるものの、好走止まりで勝てておらず、中山牝馬Sをステップに、一皮向けたい馬が多く出走していて、その中から、今後に繋がるレースをする馬が出てくるかどうかが見どころでした。結果としては、レディアルバローザが勝ったものの、同年のヴィクトリアマイルでは、9着でした。しかし、中山牝馬Sでは、2番人気ながら5着に沈んだホエールキャプチャが、ヴィクトリアマイルを勝ち、G1初制覇を達成しました。これをきっかけに更なる飛躍を期待できるでしょう。また、ヴィクトリアマイル2着のドナウブルーも、中山牝馬Sに出走していた馬で、あらためてこのレースの重要性を、認識させられる結果になっています。

 

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