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マーチステークス(GIII)

マーチSは、1994年に5歳(現4歳)以上のハンデキャップ戦の重賞競争として、現在と同じ「マーチステークス」のレース名で創設されました。創設当初は、中山競馬場のダート1800mで行われていて、1998年にG3に格付けされた以外は、大きな変更もなく現在に至っています。出走資格は、1997年に地方馬に、2006年に外国馬に開放され、外国産馬は創設当初から開放されていました。また、このマーチSは、1984年から1992年まで、5歳(現4歳)以上の別定戦のオープン競争として行われていました。

 

このマーチSは、中央競馬のG1フェブラリーSと、地方競馬のG1かしわ記念、2つのダートG1の谷間に行われることから、間に使うレースとして見られており、有力馬も参戦することが多いのですが、ハンデキャップ戦ということもあり、有力馬がなかなか勝てないレースでもあります。実際にG1馬がマーチSを勝ったのは、2009年にジャパンダートダービーを勝ったテスタマッタが、2011年にマーチSを勝ったのみで、重賞として創設されてから、17年間G1馬の勝利はありませんでした。逆に、それまでG3の平安S2着が、重賞での最高位だったエスポワールシチーは、マーチSを勝った後、同年のかしわ記念、マイルチャンピオンシップ、ジャパンカップダートとG1で3連勝し、さらには翌年のフェブラリーS・かしわ記念も連勝し、G1で5連勝しています。このように、実績馬には厳しいレースではありますが、後一歩のところで伸び悩んでいる馬は、マーチSを機に一皮向けることもあり、将来のダート路線を見る上で重要なレースにもなっています。

 

2012年のマーチSでは、平安Sで3着となり、前走のオープンでも2着で4戦連続3着以内の4歳馬シルクシュナイダー、前年のジャパンダートダービーで3着の4歳馬タガノロックオン、前走の武蔵野Sを勝ち、トップハンデの6歳馬ナムラタイタンなど、一皮向けると、ダート路線の主役になれそうな馬が多数出走していて、その走りと、ハンデキャップ戦での競ったレースが見どころでした。結果は1着が6番人気サイレントメロディ、2着に最低人気の16番人気メイショウタメトモ、3着に7番人気のバーディバーディとなり、馬連8万馬券、馬単13万馬券、三連複42万馬券、三連単232万馬券と大波乱になりました。このようなことも、マーチSの見どころのひとつとなっています。

 

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