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フラワーカップ(GIII)

フラワーCは、1969年に4歳(現3歳)牝馬限定の別定戦のオープン競争として、現在と同じ「フラワーカップ」のレース名で創設されました。創設当初は、中山競馬場の芝1600mで行われていましたが、1982年には芝1800mに、1983年には芝2000mに変更されました。1987年には、重賞競争となり、それと同時に芝1800mに戻され、現在に至っています。なお、レース名は2001年に、時事通信社がレーススポンサーになったことで、「時事通信杯フラワーカップ」に変更されましたが、2006年に時事通信社がレーススポンサーから撤退した為、「フラワーカップ」に戻っています。出走資格は、1995年に外国産馬に、1996年には地方馬に、2009年には外国馬に開放されています。

このフラワーCは、関東圏での桜花賞の前哨戦という位置付けですが、トライアルレースではないので、優先出走権がもらえるわけではありません。しかし、関東の有力馬は、優先出走権よりも獲得賞金での桜花賞出走を狙う為に、フラワーCに出走することが多く、桜花賞の前哨戦としては、非常に重要なレースとなっています。実際にフラワーCを勝って、桜花賞も勝った馬としては、2004年のダンスインザムード、2006年のキストゥヘヴンのみですが、芝1800mという距離から、オークスや秋華賞、秋華賞が創設される前のエリザベス女王杯で勝った馬もいて、1993年の勝ち馬ホクトベガはエリザベス女王杯を、2002年の勝ち馬スマイルトゥモローと、2005年の勝ち馬シーザリオはオークスを、2008年の勝ち馬ブラックエンブレムは秋華賞を勝っています。このように、フラワーCは、桜花賞も含めて、その年の牝馬クラシックを占う重要なレースとなっています。

2012年のフラワーカップでは、前3走から3着、2着、1着と上り調子で、武豊騎手が騎乗するメイショウスザンナ、ジャングルポケットを父に持つヘレナモルフォ、阪神JF出走馬で、前走でも2着と好走したマイネボヌール、フェアリーS、クイーンCと人気になりながら勝ちきれなかったオメガハートランドなどの中から、今後期待できそうな馬が出てくるかが見どころでした。結果としては、オメガハートランドが勝ちましたが、桜花賞では12着と惨敗、フラワーC組みでは、当レースで2着のメイショウスザンナが、5着に入ったのが最上位となりました。しかし、今後の成長次第では、活躍する可能性を秘めた馬もいるかもしれません。

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