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フェアリーS(GIII)

フェアリーSは、1984年に「テレビ東京賞3歳牝馬S」として創設され、中山競馬場の芝1600mの重賞レースでした。しかし、1991年に牝馬限定G1として、阪神3歳牝馬Sが創設されたことにより、芝の1200mに変更され、牝馬限定では唯一のスプリント重賞になりました。ところが12月開催だった為、有力な牝馬が、阪神3歳牝馬Sを目指すことが多く、フェアリーSの勝ち馬が、その後活躍することもあまりありませんでした。これが、さらに2009年に再度1600mに変更され、さらに開催が1月になってからは、フェアリーSからクイーンC、3月のトライアルレースを経て、3歳牝馬クラシックを目指す馬が増え、再度注目度が高くなりました。このフェアリーSも1993年に、外国産馬に解放され、1996年には地方馬に、2009年には外国馬にも解放されています。

創設当初の勝ち馬としては、後に桜花賞を勝ったエルプスや、桜花賞、オークス、エリザベス女王杯と、当時の牝馬クラシックと言われた3冠を獲得したメジロラモーヌなどがいました。その後、距離が1200mになってからは、上記のように有力馬があまり出走しなくなった為、フェアリーSの勝ち馬が活躍することはなく、1600mに戻り、1月開催になった2009年からは、桜花賞、オークス3着のジェルミナルなどが出ています。また、桜花賞出走を目指す上で、調整がしやすく、賞金を増やせる上に、関東で行われる最初の3歳馬による重賞で、桜花賞と同じ1600mなので、牝馬クラシック戦線を占う重要なレースになっていて、将来を期待される牝馬などが多く出走するようになっています。

まだ、1600mに戻ってからあまり経っていないこともあり、過去のデータもあまり役に立ちませんが、牝馬の別定戦らしく、場合によっては大きくあれることもあります。2012年のレースでは、人気が非常に割れ、どの馬がフェアリーSを勝ち、桜花賞に名乗りをあげるのかが見どころだったのですが、なんと2番人気のバストフォリアが最下位に沈み、1番人気のオメガハートランドも4着で、14番人気のマイネエポナが2着に来たことで、馬連が33,120円、馬単が52,480円、三連複が61,660円、三連単が509,720円と荒れたレースになりました。残念ながら2012年のフェアリーS出走馬の中から、桜花賞やオークスで活躍する馬は出ていませんが、桜花賞の行方を占う上で、見どころのあるレースです。

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