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チューリップ賞(GIII)

チューリップ賞は、1984年に4歳(現3歳)牝馬限定の馬齢のオープン競争として、現在と同じ「チューリップ賞」のレース名で創設されました。創設当初は、阪神競馬場の芝1600mで行われていて、現在までレース内容に大きな変更はなく、1994年にG3となったのみとなっています。ただし、数字では分かりにくいですが、2007年に3コーナーから4コーナーで外回りとなる、新しいコースが使用されるようになっています。出走資格は、1995年に地方馬に、2004年に外国産馬に、2010年には外国馬に開放されています。

 

このチューリップ賞は、創設当初から桜花賞のトライアルレースとなっていて、桜花賞トライアルレースの中では最初に行われる上に、桜花賞と同じ阪神競馬場の芝1600mで行われることから、桜花賞トライアルレースの中でも、有力馬が出走することが多いレースとなっています。チューリップ賞の勝ち馬で、桜花賞を勝った馬としては、1987年のマックスビューティ、1990年のアグネスフローラ、1991年のシスタートウショウ、1993年のベガ、2001年のテイエムオーシャン、2009年のブエナビスタがいます。さらにチューリップ賞で勝てなかったものの、桜花賞では勝った馬も9頭いて、その中には、スプリンターズSも勝ったニシノフラワーや、秋華賞・エリザベス女王杯も勝ったファレノプシス、史上2頭目の牝馬三冠馬になったスティルインラブ、秋華賞・エリザベス女王杯・有馬記念も勝ったダイワスカーレット、史上3頭目の牝馬三冠馬となり、ヴィクトリアマイルも勝ったアパパネなど、名馬が多くいます。

 

2012年のチューリップ賞は、阪神JFの勝ち馬ジョワドヴィーヴル、牝馬ながらシンザン記念を勝ち、デビューから3戦連続連対中のジェンティルドンナ、小倉2歳Sの勝ち馬エピセアロームの3頭までが、単勝10倍を切る人気で、特にジョワドヴィーヴルは単勝1.3倍と圧倒的1番人気でした。見どころは、やはり、どの馬が勝って、桜花賞に名乗りを上げるのかという点でしたが、勝ったのは4番人気のハナズゴールで、桜花賞には出走せず、NHKマイルCに向かいました。しかし、4着になった2番人気のジェンティルドンナが、桜花賞で勝ち、チューリップ賞組が桜花賞で強いことを証明する結果となっています。また、ジェンティルドンナはオークスも勝っていて、秋華賞を勝ち牝馬三冠馬になると、牝馬三冠馬4頭のうち、3頭がチューリップ賞に出走し、負けていることになります。

 

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