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ダービー卿チャレンジトロフィー(GIII)

ダービー卿チャレンジTの前身は、1969年にイギリスの騎手を招いて行われた、「英国騎手招待競争」で、「ダービー卿チャレンジトロフィー」を優勝杯として寄贈されたことに由来します。翌年の1970年に、4歳(現3歳)以上の別定戦の重賞競争として創設され、この年から正式に「ダービー卿チャレンジT」のレース名で、回次が振られるようになりました。当初は東京競馬場で開催されていましたが、1981年には中山競馬場の芝1800mに変更され、1984年には芝1600mに変更され、G3に格付けされました。1990年には出走条件が、5歳(現4歳)以上に変更され、距離も芝1200mに変更されました。さらに1996年には芝1600mに変更され、2002年にはハンデキャップ戦に変更され、現在に至っています。出走資格は、1971年から1983年までと1990年以降に外国産馬に開放され、2006年には外国馬にも開放されています。レース名は、一般的に「ダービー卿CT」と略されます。

このダービー卿チャレンジTは、安田記念の前哨戦として使用されますが、ハンデキャップ戦の為、有力馬がマイラーズCや京王杯SCに出走してしまい、ダービー卿チャレンジTには有力馬が出走しないこともあります。ただし、2010年にダービー卿チャレンジTを勝ったショウワモダンは、同年の安田記念を勝っており、1994年の勝ち馬サクラバクシンオーは、同年のマイルチャンピオンシップ2着、スプリンターズS1着となっていて、2005年の勝ち馬ダイワメジャーは、同年のマイルチャンピオンシップ2着になるなど、同年の短距離G1で活躍した勝ち馬もいます。さらに、勝った翌年以降にG1で1着になった馬には、スズパレードやブラックホークがいて、ダイワメジャーも勝った翌年の2006年の天皇賞(秋)、マイルチャンピオンシップ、2007年の安田記念、マイルチャンピオンシップを勝っています。このように、同年や翌年以降に短距離G1で活躍する馬が出てきやすいレースとも言えます。

2012年のダービー卿チャレンジTでは、中山金杯2着のダイワファルコン、中山牝馬Sで1番人気ながら8着に沈んだアプリコットフィズ、東京新聞杯の勝ち馬でトップハンデのガルボ、同じくトップハンデで、ダービー2着の経験を持つリーチザクラウン、2連勝と上り調子のサトノタイガーなど、ハンデとの折り合いから、混戦になりそうなレース展開が見どころでした。結果はトップハンデながら3番人気のガルボが勝ちましたが、2着、3着とクビ差で、予想通りの混戦となり、見ごたえのあるレースになりました。

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