競馬予想No1 > 重賞解説(JRA(日本中央競馬会)が開催している重賞レースの解説一覧) > シンザン記念(GIII)

シンザン記念(GIII)

シンザン記念は、クラシック出走を目指す馬達が、ステップレースとして利用するG3で、1967年に創設されました。創設当初から開催競馬場と距離などは変わっておらず、改修工事の為、阪神競馬場で開催された1980年と1994年を除いては、京都競馬場で芝の1600mで開催されています。1995年に外国産馬に開放され、さらに1996年には地方馬に、2009年には外国馬にも解放されています。名前の由来となっているシンザンは、セントライト以来23年ぶりに、皐月賞、ダービー、有馬記念のクラシックレースを全て勝つ三冠馬になり、さらに翌年には天皇賞(秋)、有馬記念も勝ち、5冠馬となっています。デビューしてから引退まで19戦して19連対と、連対率100%の脅威の成績を残しています。

しかし、その偉大な成績の馬名を冠したレースにも関わらず、シンザン記念を勝った馬は、その後G1で勝てないと言われるようになります。第1回から第8回までの勝ち馬は、その後G1を勝てず、やっと第9回の勝ち馬であるフレッシュボイスが安田記念を勝ちましたが、その後、第30回まで勝ち馬がG1を勝てませんでした。さらに、三冠馬の名前を冠しているのに、第36回の勝ち馬であるタニノギムレットが、ダービーを勝つまで、クラシックを勝てませんでした。このことから、「シンザン記念を勝った馬は、その後大成しない」とまで言われていました。ただし、第46回の勝ち馬であるジェンティルドンナが桜花賞とオークスを勝ち、第41回の2着馬であるダイワスカーレットは、桜花賞、秋華賞、エリザベス女王杯、有馬記念を勝ち、その年3着だったローレルゲレイロは、高松宮記念、スプリンターズステークスを勝つなど、出走馬の中には、その後、活躍する馬が出てきているので、近年では、不出世レースとも言われなくなっています。

クラシックを目指す馬が出走するレースだけに、各陣営も気合を入れて臨むレースですし、まだ成長途中の馬達のレースでもあるので、荒れることもあります。実際に2012年のレースでは、トウケイヘイロー、ジェンティルドンナ、オリービンの3頭に人気が集まり、3強の戦いが見どころでしたが、2番人気のジェンティルドンナが1着に来たのみで、1番人気のトウケイヘイローは4着、3番人気のオリービンは7着となり、三連複が53,960円、三連単が281,970円の払い戻しとなっています。このように、シンザン記念の見どころとしては、今後の牡牝両方のクラシックの行方を見る点と、荒れることが多いレースの予想という点があります。

重賞解説一覧に戻る


★重賞レースも勝ちに導く情報会社ランキングはこちら