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シルクロードS(GIII)

シルクロードSは、1989年に京都競馬場で、芝1600mの5歳(現4歳)以上の別定戦、オープン特別競争として創設されました。1990年に芝1200mに変更され、さらに1996年には、レース内容はそのままで重賞競争となりました。また2002年にはハンデキャップ戦になり、現在に至ります。出走資格は、創設当初から地方馬に開放されていたものの、2002年に地方馬は出走できなくなった一方で、2006年には外国馬にも開放されました。レース名のシルクロードは、そのままの由来で、ユーラシア大陸を横断する、古代の交易路の名称から取られています。

シルクロードSは、2000年に高松宮記念が3月に移設され、阪急杯と開催順が入れ替わり、2月に行われるようになったことで、高松宮記念の前哨戦として注目されています。実際にシルクロードSを勝った馬が、高松宮記念で勝ったこともあり、重賞競争となった最初の年である1996年に勝ったフラワーパークや、2001年の勝ち馬であるトロットスター、2008年の勝ち馬であるファイングレインは、翌月の高松宮記念でも勝ってG1馬となっています。さらにシルクロードSで勝っていなくても、出走した馬は、高松宮記念で勝っており、1997年3着のシンコウキング、1998年3着のシンコウフォレスト、1999年6着のマサラッキ、2004年3着のサニングデールは、その年の高松宮記念で勝っています。特に勝った競走馬は、スプリント路線で活躍しており、フラワーパークとトロットスターは、その年のスプリンターズSでも勝っています。

2012年のシルクロードSの見どころは、何と言ってもデビューから7戦5勝で、2着2回、連対率100%のロードカナロアが、先の高松宮記念に向けて、どのようなレースができるかということでした。実際に期待値も非常に高く、単勝は1.4倍になっていて、2番人気のエーシンダックマンが単勝8.1倍と、圧倒的な1番人気でした。結果も2着のエーシンダックマンに2馬身1/2差をつけての圧勝で、高松宮記念に対する期待も高まりました。残念ながら高松宮記念は3着でしたが、スプリンターズSが期待できる内容でしたし、まだ4歳ですので、来年以降も楽しみな競走馬です。このようにシルクロードSは、その年のスプリント路線だけではなく、将来のスプリント路線を、背負うかもしれない競走馬を見ることができることも、大きな見どころのひとつです。

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