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キーンランドカップ(GIII)

キーンランドCは、まだ比較的歴史が浅く、1996年に札幌競馬場で行われる、4歳(現3歳)以上の別定戦のオープン特別競争として、芝1000mのレースとして創設されました。キーンランドとはアメリカ合衆国のケンタッキー州にある馬産地で、キーンランド競馬場もあり、そのキーンランド競馬場と札幌競馬場の交流競争となっています。その後、2000年に距離が1200mに変更され、2002年には格付けが1000万下に変更されました。しかし、2006年にはG3の重賞競争となり、距離も1200mに変更され、現在に至っています。出走資格は、創設当初から外国産馬に開放されていて、2009年には外国馬にも開放されました。2005年までは、夏季開催の古馬を対象とした短距離戦線の重賞が、函館スプリントSとアイビスサマーダッシュのみと少なかったことから、キーンランドCが重賞になり、さらに、サマースプリントシリーズに指定することで、注目度の高いレースとなっています。

キーンランドCは、中4週でG1のスプリンターズSに出走できることから、ほぼ同時期に開催されるセントウルSとともに、スプリント路線での活躍を期待される競走馬が、ステップレースとして利用されています。また、サマースプリントシリーズに指定されたことで、スプリント路線の有力馬が出走することも多くなっています。さらに、地方所属場の場合、キーンランドCで上位2着までに入ると、スプリンターズSへの出走権が与えられるトライアルレースにもなっているので、地方競馬から中央競馬への進出を考えている競走馬も、積極的に出走する傾向にあります。まだ歴史が浅いにも関わらず、2011年にはカレンチャンがキーンランドCを勝ち、翌月のスプリンターズSも勝っていますし、2008年にはビービーガルダンが2着となり、同年のスプリンターズSでは、3着に入ったり、2009年にはキーンランドCで勝ち、同年のスプリンターズSで2着に入るなど、スプリンターズSの予想にも大きな影響を与えるレースとなっています。

2012年のレースでは、2010年以降1200mしか走っておらず、重賞3勝を上げているダッシャーゴーゴーと、上り調子で来たドリームバレンチノの戦い、さらにはサマースプリントシリーズの優勝がかかるパドトロワと、見どころが多くありました。結果としては、パドトロワが勝ち、サマースプリントシリーズで優勝しています。スプリントレースは、あっという間に決着がつきますが、その分スピードが凄いということも見どころのひとつです。

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