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アンタレスステークス(GIII)

アンタレスSは、1996年に4歳(現3歳)以上のハンデキャップ戦の重賞競争として、現在と同じ「アンタレスステークス」というレース名で創設されました。創設当初は、阪神競馬場のダート1800mで行われていましたが、翌年の1997年に、G3に格付けされたのと同時に、京都競馬場のダート1800mに変更され、さらに出走条件も5歳(現4歳)以上に変更されました。2003年には、別定戦に変更され、2012年には阪神競馬場のダート1800mに変更されています。出走資格は、1997年に地方馬に、2005年には外国馬に開放され、外国産馬は創設当初から開放されています。

 

このアンタレスSは、中央競馬の春のダート路線の一角と見られていて、大井競馬場で6月に開催される、G1帝王賞に向けてのステップレースとして、使用される傾向にあります。実際にアンタレスSの勝ち馬で、帝王賞に出走した馬も少なくありませんが、勝ったことはなく、1999年のオースミジェットの2着が最高位でした。また、時期的にダートのレースとして使いやすい為、実績馬が出走してくることもあり、2003年の勝ち馬ゴールドアリュールは、前年のジャパンダートダービー、ダービーグランプリ、東京大賞典とG1を3勝していて、さらに2003年のフェブラリーSでも勝ち、G1で4勝の実績を上げて、アンタレスSに出走して勝っています。このゴールドアリュールは、G1以外の重賞は、アンタレスSしか出走しておらず、G1に出走する為のステップレースとして、アンタレスSが重要であることを示す成績となっています。

 

2012年のアンタレスSは、前年の同レースを勝ち、連覇がかかっているゴルトブリッツに対し、前走のG3名古屋大賞典を勝ったニホンピロアワーズや、平安Sの3着馬シルクシュナイダーの2頭が、連覇を阻止できるかが見どころで、3強の争いと思われていました。結果としてはゴルトブリッツが連覇を達成し、シルクシュナイダーも3着に入ったのですが、2番人気のニホンピロアワーズが5着となり、2着に11番人気のアイファーソングが飛び込んだ為、馬単と三連複が万馬券、三連単は10万馬券となりました。このレースで連覇を達成したゴルトブリッツは、帝王賞も勝ち、アンタレスSの勝ち馬で、同年の帝王賞を制した初めての馬となりました。これでダートに移ってからは、13戦10勝と強さを見せていますので、今後のダート路線で注目の1頭になりました。

 

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