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アイビスサマーダッシュ(GIII)

アイビスサマーダッシュは、2001年に4歳(現3歳)以上の別定戦の重賞競争として、現在と同じ「アイビスサマーダッシュ」のレース名で創設されました。創設当初から、新潟競馬場の芝1000mで行われていて、2006年にサマースプリントシリーズに指定され、現在に至っています。出走資格は、2005年に外国馬に開放され、地方馬と外国産馬は創設当初から開放されていました。レース名は一般的に、「アイビスサマーD」や「アイビスSD」と略されています。

 

このアイビスサマーダッシュは、創設当初からスプリンターズSの前哨戦のひとつとしての位置付けで、2005年までは、地方馬に限り2着までに入れば、スプリンターズSの出走権が与えられていました。現在ではスプリンターズSの前哨戦というだけではなく、サマースプリントシリーズの一戦になっているので、スプリンターズSを目標にする馬だけではなく、サマースプリントシリーズの優勝を目指す馬も出走するようになっています。アイビスサマーダッシュを勝って、スプリンターズSを勝った馬は、2004年のカルストンライトオのみですが、2007年の勝ち馬サンアディユは、同年のスプリンターズSで2着、2009年の勝ち馬カノヤザクラと、2011年の勝ち馬エーシンヴァーゴウは、同年のスプリンターズSで3着と好走しています。また、アイビスサマーダッシュは、中央競馬で唯一、直線のみで行われるレースの為、速いタイムが出やすく、2002年の勝ち馬カルストンライトオが記録した53秒7は、芝1000mのJRAレコードとなっています。これは、レースの見どころにもなっていて、直線のみでタイムが速いので、かなり迫力があるレースになっています。

 

2012年のアイビスサマーダッシュは、前走のオープンで勝ちあがってきたビウイッチアス、2連勝と上り調子のアフォード、前走の1000万下で5馬身差と圧勝したハクサンムーン、昨年の勝ち馬で、スプリンターズS3着のエーシンヴァーゴウ、シルクロードSで2着のエーシンダックマンなど人気が割れ、どの馬が勝つのか全く分からない状況で、純粋にどの馬が勝つのかが見どころでした。結果として、勝ったのは前年のスプリンターズSで2着に入っていたのに、このレースでは7番人気だったパドトロワでした。パドトロワは、翌月のキーンランドCも勝っていて、スプリンターズSで、昨年の雪辱を果たすことが期待されます。

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